日産LEAF米国で1万9,000台リコール! 急速充電で火災リスク、タイのEV車は問題ないのか?

タイへの影響はあるのでしょうか。

日産北米は、急速充電に関連する火災の可能性があるとして、米国で19,077台のLEAF電気自動車をリコールすると、米国道路交通安全局(NHTSA)が10月3日に発表しました。

リコール対象は、レベル3急速充電ポートを搭載した2021~2022年モデルの一部LEAFです。
日産の推計によりますと、リコール対象車の約1%、およそ191台に不具合がでるのではないかと言います。

リポートでは、対象車のリチウムイオンバッテリー内部に過剰なリチウム沈着物が存在する場合があり、これにより電気抵抗が高まり、急速充電中にバッテリーが急速に過熱する可能性があります。
過熱は火災を引き起こす恐れがあり、事故のリスクが高まります。

日産は、修理が完了するまでレベル3急速充電の使用を控えるよう所有者に呼びかけています。
ディーラーでは、問題に対処するためのソフトウェアアップデートを無償で提供します。
同社は、バッテリー火災の前に警告サインは現れないことを強調しています。

暫定的な安全リスク通知は10月24日に郵送され、修理が準備でき次第、改めて通知が送られます。
対象バッテリーは、テネシー州スミルナの日産工場で製造されました。

念のためですが、こちらのニュースは、北米の日産のお話しです。
ただ自動車産業は世界的につながっていますので、タイの方でも同様の問題が発生しないか、懸念は尽きません。

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