タイ中部、中華企業「Cal-Comp Electronics Thailand」外国人労働者1,450人削減へ。

9月30日、ペッチャブリー県の県労働局など関連5機関は、中華系企業 Cal-Comp Electronics(Thailand) (所在地:ペッチャブリー県)と合同で会見を行い、同社が外国人労働者1,450人を解雇するとの決定を発表しました。

解雇は、2025年10月1日付で実施されます。

会社側の説明によりますと、この措置は世界経済の変動と需要の不安定さに対応するための人員見直しであり、生産ラインの一部で労働力が過剰となったことが理由とされています。
今回の解雇により、従業員数は29,256人から27,806人へ減少します。

Cal-Compは「今回の措置は契約内容、労働保護法、社内規則に則ったものであり、労働保護局、雇用局、社会保険事務所と協議のうえ実施した」と主張しています。

対象となる労働者には法定の退職金と福利厚生に加え、以下の特別手当を追加で支給するとしています。

・住宅手当 1,000バーツ
・交通費 300バーツ
・追加給与 1か月分

また、会社は解雇労働者支援センターを2025年10月1日から31日まで設置し、人事部スタッフが常駐して相談や手続きを支援すると伝えられています。

外国人労働者というのは、中国人も含まれるのでしょうかね。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る