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バンコク、レッド&パープルラインにおける20バーツ均一運賃が終了に。12万人の足に影響。
- 2025/9/23
- タイローカルニュース

バンコクの都市鉄道レッドラインとパープルラインに導入されていた20バーツ均一運賃が終了することが決定的となりました。
利用者が限定的でしたが、1日12万人に影響がでるといわれています。
この運賃上限制度は前政権の主要施策の一つでしたが、2025年9月30日をもって正式に終了します。
同制度は、2023年10月16日に導入されました。
しかし、2025年7月8日の閣議決定を受けて打ち切られることが決定しており、当初予定の2025年11月30日よりも2か月早く終了することになっています。
従って、2025年10月1日以降、利用者は通常運賃に戻ることになります。
レッドラインを運営するSRTエレクトリファイド・トレイン社と、パープルラインを管轄するタイ大量高速輸送公社(MRTA)は、運輸省と連携し円滑な移行を準備中とのことです。
◆運賃体系の変更について
・レッドライン:一般運賃は12〜42バーツ、学生は11〜35バーツ、高齢者は50%割引。
・パープルライン:一般運賃は14〜42バーツ、学生は10%割引、高齢者と子どもは50%割引。
◆利用者数と影響
レッドラインとパープルラインの人気は高く、平日利用者数はパープルラインで81,000〜88,000人、レッドラインで41,000〜45,000人だと言われています。
今回の制度終了は数万人規模の通勤客に影響しますが、運営側は学生、高齢者、定期券利用者への割引によって負担軽減を図るとしています。