「タイ国内旅行半額支援事業」売り切れ御礼! 新政権で第2弾を検討中!

前々政権の政策が元となったタイ国内観光支援策「เที่ยวไทยคนละครึ่ง(ティアオタイ コンラクルン)」タイ国内旅行半額支援事業)は、50万件分の枠がすべて使い切られたことが明らかになりました。

タイ国政府観光庁(TAT)のターパニー代表によりますと、本事業は政府が宿泊料金の50%を補助する制度で、すでに登録者数は2,160,189人。
そのうち実際に利用したのは294,454人で、割り当てられた50万件の枠はすべて消費されたとのことです。

利用が多かった主要都市トップ5は、以下の通りです。

①チョンブリー県
②プラチュアップキーリーカン県
③ペッチャブリー県
④バンコク
⑤チェンマイ

また、2次的観光都市の利用トップ5は、以下の通りです。

①チャンタブリー県
②トラート県
③ラーチャブリー県
④ナコーンシータンマラート県
⑤チェンライ県

さらに、参加事業者は合計9,222事業者にのぼり、内訳は以下の通りです。

・ホテル・宿泊施設:4,214軒
・レストラン:4,461店
・観光施設:148施設
・スパ・健康関連:185店
・OTOP(地域特産品店舗):137店
・車・船のレンタル業者:77社

観光庁は、本事業が国民から高い支持を受けたことを受けて、『ทัวร์ไทยคนละครึ่ง(国内ツアー半額支援事業)』を新たに検討している」と述べています。
この施策は、国民の旅行費用の負担を軽減しつつ、国内の消費と経済をさらに刺激することを目的としており、現在の「เที่ยวไทยคนละครึ่ง」の残余予算を活用する可能性があるといいます。

政府への正式な提案は2025年10月から12月の年末商戦期に間に合うよう進められる予定で、詳細については政府との協議を経て決定されるだろうと伝えています。

前々政権のものより、利用方法が煩雑で使えないなど当初は批判殺到していましたが、途中から改善されたようです
ただホテル側がコンラクルン用のお部屋は数を限定していて、高めのお部屋しか対象としていないなど、実際利用してみると前々政権のものとはお得感は薄れた感がありました。
それでも半額負担してくれるというのは、普段選択しないようなホテルに泊まれる喜びはありますね。

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