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鉄ちゃん歓喜! タイ国鉄、キハ40と48形の改修状況発表。9月から順次、12月までに4編成が運行開始!
- 2025/9/9
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タイ国鉄(SRT)は、日本から導入したディーゼル機関車「キハ 40」および「キハ 48」の改修状況について明らかにしました。
サービス品質向上を目的としたこの取り組みでは、試作車両の1編成目が2025年9月に完成予定で、続いて10月にももう1編成が完成し、その後も順次改修を進めていくとのことです。
今回の改修は、車両の工学的性能やシステム面全般にわたるもので、特に空調設備の刷新が中心だと言います。
「キハ」シリーズは日本の秋田県を中心に寒冷地仕様で設計されていたため、タイの高温多湿な気候に合わせ、冷風の吹き出し口の調整、コンプレッサーや冷却コイル、蒸発コイルなどを改良し、乗客がより快適に利用できるようにすると説明しています。
また、ブレーキ性能、加速性能、振動試験などの安全性・性能テストも実施し、基準を満たしたうえで営業運転に投入する方針です。
改修を終えた「キハ」40と48は、合計4編成が2025年12月までに運行開始予定で、まずはドンムアン~アユタヤ間に投入され、歴史観光需要にも応えていくとのことです。