海外機関が警告!「2047年バンコク沈没」説。バンコク都は反論するも…。

海外機関が「今から25年後の2047年、バンコクが水没し首都としての機能を失う可能性がある」と予測したことに対し、バンコクの報道官は、すでに包括的な対策を講じており安全が確保されていると反論しました。

バンコクの洪水被害は豪雨、上流からの氾濫、海面上昇の影響に加え、チャオプラヤー川下流の低地という地形、地盤沈下、急速な都市拡大、さらに地球温暖化が複合的に作用し、年々深刻化しています。

しかし都庁はすでにチャオプラヤー川沿いや主要運河に高さ3.5メートルの防潮堤を建設し、さらに市東部の防護壁によって市街地への浸水を防いでいます。
また、地下排水トンネルや大型ポンプ場、遊水池を整備し、最新の監視技術を導入することで水位の予測と管理を強化しています。
これにより、過去の最高水位や将来の予測を上回る洪水にも耐えられると自信を示しています。

報道官は「確かに多くの研究では、25年後までに世界の沿岸都市や低地が深刻な影響を受けるとされている。しかしバンコクはあらゆる次元で対策を講じており、首都が水没することはない」と述べ、市民に安心を呼びかけています。

これまでのタイ政府の対応をみて、信用する人がどれだけいるのでしょうか。
立派な堤防がある割に、なぜこんなに洪水が起こるのでしょうか。
ただ、生活基盤のある市民にとって、どうしようもない問題です。

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