タイの空港で「預け荷物が勝手に開封された」と苦情! 新検査ルールの確認をもう一度!

タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港は10月21日、乗客から「預け入れ手荷物が何者かに開封され、中身を物色された形跡がある」との苦情が寄せられた問題について、防犯カメラなどを調査した結果、空港の保安検査職員による開封は確認されなかったと発表した。

問題の発端は、10月19日にが投稿した内容だった。
投稿者は、預けた荷物に開封された形跡があったと訴え、10月16日から導入された、乗客の立ち会いなしで手荷物を開封検査できる新制度との関連を疑問視していた。

空港側によると、投稿者は10月19日、海南航空のHU424便で、スワンナプーム空港から中国・重慶へ向かっていた。

空港は保安検査システムの記録、職員の作業記録、防犯カメラの映像などを確認。
その結果、当該手荷物から危険物や禁止物品は検出されず、追加検査を受けることなく、通常の手順で仕分けエリアへ搬送されていたことが判明した。

また空港の保安検査職員が、荷物を開封した事実も確認されなかったという。

一方、空港側は、手荷物の搬送や仕分け、航空機への積み込みは航空会社や委託先の地上業務会社が担当していると説明。
投稿者に対し、利用した航空会社へ調査を依頼するとともに、必要に応じて警察に被害届を提出するよう案内した。

今回の問題で注目された新制度は、タイ民間航空局(CAAT)の規則に基づき、10月16日から施行されたものだ。
新ルールでは、保安上の疑いがある場合、乗客や所有者が立ち会わなくても、空港職員が預け入れ手荷物を開封検査できるとしている。

ただし、すべての荷物が開封対象となるわけではなく、検査時には映像を記録し、荷物の中に「手荷物検査通知書(Notice of Baggage Inspection)」を入れることが義務付けられている。

スワンナプーム空港は、乗客に対して貴重品や重要書類を機内持ち込み手荷物に入れるよう呼びかけるとともに、今後も関係機関と連携し、透明性のある調査を進める方針を示した。

タイ、10月16日から預け入れ荷物の開封検査を実施へ! 不審物があればスーツケースを開けて確認

 

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