タイ・ドンムアン空港、最新型パスポート自動読取機31台順次導入中。3月5日から24時間運用。

タイで2番目に利用者の多い国際空港であるドンムアン国際空港は、出入国手続きを効率化するため、最新型の自動出入国審査システム(Automated Border Control=ABC)31台を導入する。

ドンムアン空港は1日あたり約700便、年間約4,000万人の旅客を扱うタイ第2の国際空港だ。
滑走路2本、ターミナル2棟(第1ターミナル=国際線、第2ターミナル=国内線)を備えている。

新システムの導入により、従来の有人カウンターと比べ、ピーク時の混雑緩和と処理時間の短縮が期待されている。

2026年3月5日から24時間稼働へ

このプロジェクトは2026年1月7日に開始され、まず国際線ターミナル(第1ビル3階)の出発エリアに設置が進められている。

システムは2月中旬から試験運用を開始し、現在は午前7時から午後7時まで稼働中だが、2026年3月5日からは24時間体制での本格運用が始まる予定だ。

空港内の31台すべての設置は、2026年4月までに完了する見込みで、設置後は順次利用可能となる。

利用条件と注意点

ABCシステムを利用するには、以下の条件を満たす必要がある。

・身長120cm以上
・手荷物の高さ120cm以下
・パスポート残存有効期間が6か月以上
・新規発行パスポートは発行から14日以上経過していること

妊娠中の方や、パスポートに出入国スタンプが必要な旅行者は、従来の有人カウンターを利用するよう案内している。
ABCでは物理的なスタンプは押されないが、出入国情報は法令に基づき政府システムに正確に記録される。

2029年に年間5,000万人体制へ

今回の導入は、ドンムアン空港を「ポイント・ツー・ポイント型ハブ」へ転換する長期開発計画の一環でもあるという。
拡張計画により、2029年までに年間5,000万人の旅客受け入れを目指している。

なお、設置工事は2026年5月5日まで続く予定で、出発ホールの一部区域は一時的に立ち入り制限が行われている。
空港側は国際線利用者に対し、出発時刻の少なくとも3時間前までに到着するよう呼びかけている。

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