トンブリー刑務所でエムポックス(旧:サル痘)感染の受刑者が死亡。接触者約100人を監視

タイの 疾病管理局 は2月14日、トンブリー刑務所に収容されていた男性受刑者(44)がエムポックス(旧:サル痘)に感染し、死亡したと発表した。
受刑者はHIV感染に加え、B型・C型肝炎、梅毒など複数の基礎疾患を抱え、治療が中断していたことから重度の免疫不全状態にあり、病状が急速に悪化したとみられる。

疾病管理局によると、男性は1月20日に刑務所へ収容された際、すでに脚に傷があり、その後、発熱や全身の発疹・水疱が出現。
矯正医療病院に緊急搬送されたが、2月11日に死亡した。
検査でエムポックスのクレードII型への感染が確認され、刑務所収容前に感染していた可能性が高いという。

当局は確認後、矯正当局と連携して直ちに感染対策を実施。
同じ棟の接触者32人を隔離・経過観察とし、関連区域の14人を追加監視対象とした。
さらに、医療従事者を含む接触者の追跡を行い、高リスク者19人に接触後予防としてワクチンを接種、80人以上について追加のリスク評価を進めている。

現在のところ、他の受刑者や職員に新たな感染が疑われる症状は確認されておらず、当局は「状況は管理下にある」としている。
疾病管理局は引き続き監視と予防措置を強化し、感染拡大の防止に万全を期す方針だ。

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