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タイでメイド雇用時はご注意を! 掃除用の臨時で雇用のメイドが乳児のミルクに消毒液混入。
- 2025/12/29
- 事件(タイローカル)

タイのある家族が、乳児用ミルクの哺乳瓶に消毒液が故意に入れられていたことを発見し、日雇いで雇ったメイドを警察に通報した。
この事件はSNS上で大きな衝撃を与え、他の保護者に注意を呼びかける事態となっている。
母親は12月26日、フェイスブックページにこの出来事を投稿した。
投稿には、このメイドを自宅の掃除のために雇っていたと明かしている。
その日の朝に出しておいた哺乳瓶について、正午ごろ祖母がミルクを準備したところ、赤ちゃんが少し飲んだ直後に強い消毒液のにおいに気づき、すぐに授乳を中止したという。
母親が哺乳瓶を確認したところ、中には消毒液が入っており、苦く冷たい味がしたと話す。
家族は直ちに赤ちゃんを病院へ連れて行き、医師は「命に別状はない」としたものの、24時間の経過観察を勧めた。
メイドに問いただしたところ、彼女は「哺乳瓶を扱った記憶がない」と主張し、そのまま突然家を立ち去ったという。
その後、防犯カメラの映像を確認したところ、メイドが上階から半分ほど残った哺乳瓶を持ち出し、別の階で消毒液を入れた後、赤ちゃんの寝床に戻していた様子が映っていた。

映像にはそのほかにも、掃除をしているはずの時間に家の中を撮影して回るなど、不審な行動も記録されていた。
病院側は家族に対し、警察に被害届を提出し、ミルクを毒物検査に提出することで法的措置を取るよう助言した。
この話がネット上で広まった後、このメイドを知っていると名乗るSNS利用者が、過去にも同様の事件があったと投稿し、住人を家から退去させて貴重品や書類を盗むことを目的とした行動ではないかと指摘した。
ただし、当局はこれらの主張をまだ確認していない。
母親はその後の投稿で、特に臨時で家事手伝いを雇う際は注意が必要だと警告し、常に監督することや防犯カメラの設置の重要性を強調した。
この事件は、非公式な家事労働者の身元確認の甘さや、家庭内での子どもの安全確保について、改めて社会的な懸念を呼び起こしている。
日本人駐在員の方でも、人件費が安いタイでは掃除用にメイドを雇おうと検討される方も多いかと思います。
駐在員が住むような賃貸物件ではセキュリティが何重にも施されているため、盗難にあったり部屋で不審なことが起きたとしても、先ず外部犯行であるケースは少ないと言われています。
スクンビット周辺で過去に実際に起きたケースでも、大概、その物件の管理スタッフやメイド、警備員などが犯人でした。
従ってメイドを雇う際は、重々に気を付けるようにして下さい。
前任者が利用して問題なかったとしても、ある時豹変する可能性もあります故…。






































