編集後記「飛行機の座席に鳥がいるんですけど~!」実は中東ではよくある風景なんだとか(汗)
- 2025/12/11
- 編集後記

タイのニュースではありませんが、これは私も知らなかった”ということでご紹介します。
オランダ人旅行者の男性が中東をフライト中、乗客席の一角に「アイマスクを付けたハヤブサ」がずらりと並んで静かに座っているのを発見し、あまりの光景に思わずスマートフォンで撮影したという。
その映像が、全世界で話題となっている。
撮影者の名前は「トム」。
彼が投稿した短い動画には、数羽のハヤブサが乗客席の椅子にじっと座っている様子が映っており、どの鳥もアイマスクを装着していた。
実はこれ、中東の湾岸地域では見慣れた光景なのだそう。
しかし他地域からの旅行者にとっては非常に珍しく感じる光景で、驚きと興味を誘うシーンとなった。
トムは動画の説明で、こうした光景が見られるのは、鷹狩り文化が深く根付いたカタール、アラブ首長国連邦、オマーン、サウジアラビアといった国々だと説明する。
また「ハヤブサにも航空券や座席番号があるのかな?」と冗談を交えつつ、実際に国によっては鳥用のチケット購入が必要であることも補足している。
この動画がSNSに投稿されると瞬く間に拡散され、コメント欄には笑いや驚き、文化の違いに対する議論、動物福祉への意見など多様な反応が寄せられた。
地域の複数の航空会社では、必要書類が揃っている場合に限り、ハヤブサを客室に乗せることを許可しているという。
ネット上のコメントは賛否さまざま。
一人のユーザーは、「自然の中で暮らすべきだ」と懸念の声も寄せられ、移動によるストレスや恐怖を心配する意見もあった。
ただし、多くの国では専門の管理体制のもとで適切に扱われているとされる。
中東の湾岸諸国では、ハヤブサは単なる狩猟鳥ではなく、誇りと文化の象徴であり、何世紀にもわたり受け継がれてきた伝統的存在だ。
かつては、部族が生活のための狩りに使っていた歴史もある。
現在では「鷹狩り」はユネスコによって2010年に無形文化遺産として登録され、その文化的重要性が世界的にも認められている。

動物を移動するということは、糞などに外来種が混ざっていることもあり生態系の破壊などにもつながります。
今回の件でもアイマスクを装着させていますし、動物たちへのストレスがないとのはウソであり、人間のエゴで耐えさせているだけです。
飛行機内に犬猫などのペットを持ち込む際にも、検疫はもちろん機内への持ち込みは厳禁ですし、ちょっとこれはやりすぎだと感じます。
おそらく中東の金持ちがわがまま言って認めさせたことに端を発しているのでしょうが、時代にも倫理的にも合わないと思います。
歴史だとか伝統だとか言って、臭いのキツイ動物が搭乗してきたら、快適な空の旅にはならないでしょう。
こんな光景に出くわしたら、「カワイイ!」とは思ってしまいますけどね。
あ、動物フリーな航空便をつくればよいのかも!
トラとか乗ってきても知りませんが。
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