炎の告発者チューウィット氏が暴露! バンコク刑務所不正の裏にある人物の影。「タイ人は抗えない」

最近、バンコク特別刑務所内で、中国人マフィア、いわゆる「灰色マネー」の受刑者が、酒や女性の性的サービスを受けていた問題が発覚し、刑務所長を含む34人が異動となった。

炎の告発者チューウィット氏はこれについて「今回の件は、内部の裏切りによって明るみに出たもので、正式な内部告発ではない。刑務所から情報が漏れるには必ず(ある人物から)許可(ゴーサイン)が必要だ」と指摘した。

同氏は、灰色マネー勢力がタイのあらゆる組織を蝕んでおり、今回の事件は“灰色マネーの力”と“古い権力構造の崩壊”が背景にあると主張している。
配置換えはクロンプルーム刑務所や中央女子刑務所など周辺施設にも拡大したという。

資本(マネー)の力に勝る権力はない。
誰も死ぬまでそれに勝った例は見たことがない。
ましてや刑務所の不正を内部だけで調査するのは、警察が警察を調べるようなもの。
結局は“やっているフリ”だけで終わり、調査委員会を立ち上げ、時間稼ぎをして数か月で話は立ち消えになる。

そして灰色マネー勢力は消えたわけではなく、嵐が収まれば再び台頭すると警鐘を鳴らしている。
政治の世界へも莫大な資金が流入しその影響力は計り知れず、選挙が近づくほどその資金争いが激化すると指摘している。

チューウィット氏は
灰色マネーだけが“丸太を動かす力”を持っている。

こうして“灰色の戦争”はタイ社会のあらゆる部分に広がり、タイ国民は永遠に勝つことができない戦いとなっている」
と締めくくっている。

日本でも「移民問題」が今、ようやく議論されるようになってきたが、中国人に蝕まれるとこのようになってしまうという一例にすぎない。
タイは何百年という永きに渡って、彼らに内部から侵略されてきてしまったのだ。

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