タイ北部ラムパーンには鎌倉の大仏様がある?! 建立の理由とは? そして何故かトトロカフェ。

タイは仏教国ですが、お寺の装いや仏像なども日本のそれとは少しことなりますね。
しかしタイ北部ラムパーンには、日本の大仏そのものが君臨しているお寺があるのです。

その日本の大仏がある「ドーイプラチャンメータ」(タイ語:วัดพระธาตุดอยพระฌาน)寺院の立て看板には、その理由が記載されていました。

2014年6月1日に礎石敷設式大仏の建設は、2021年9月21日に完了しました。
仏像は金型で製作され、鉄骨総重量32トンと2cmの銅板総量17トンで組み立てられています。

そこで1年後、住職は大仏を建立することに決めましたという声を聞きました。

彼はここに私を建てて下さい。
私はここに来てあなたと一緒にいます。

彼の夢の中で、大仏は空を飛んでドーイプラチャン佛禅山に着陸しました。
佛禅山寺の住職は、日本の高徳院の鎌倉大仏の夢を見ました。

2013年のある夜、ワットドーイプラチャン

 

日本語が変なので、一部補足しながら要約しましょう。

2013年のある夜、ワットドーイプラチャンの住職が夢の中に鎌倉の大仏様が空を飛んで現れ、「ここに私を建てて下さい。私はここに来てあなたと一緒にいます」と言ったと。
従って、一年後である2014年に大仏を建立することを決意しましたと。

それが理由とのことです。

大仏様はどんな姿で飛んできたのでしょう。
まさかウルトラマンのようなスタイルで飛んだわけではないでしょうが、大仏様が空を飛ぶと言う発想自体は日本人には考え付かないかもしれません。

この寺院には大仏様の他にも、日本にインスパイアされたかのような装飾が施されており、いささか流行りの日本風テーマパークを作ろうとしたのではないかと思ってしまうほどです。

ちなみに何故かトトロカフェがあるのですが、これも大仏様が作れと言ったのでしょうか。
だとすると、大仏様は著作権というものを、あまりご存じないのかもしれませんね。

 

 

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