やっぱりあった! バンコク刑務所で中国人受刑者の特別待遇が発覚! 司令官を異動処分に。

11月20日、バンコク特別刑務所のマノップ司令官が矯正局勤務へ異動となった。
背景には刑務所への緊急捜索があり、職員が不正行為に関与していたことが判明したためである。

矯正局は声明で、職員による受刑者管理や扱いの不正が確認されたとして、関係職員の異動と司令官の異動を行ったと説明している。

一部の中国人受刑者が刑務所内で影響力を持ち、タイ人受刑者の不満を生んでいたことが通報されていた。
報道によれば、これらの中国人受刑者は一般受刑者と比べて優遇され、電子機器(電子レンジ・エアコン・電気ポットなど)を使用でき、さらに美人モデル級の女性と面会できるなど特別待遇を受けていたという。

矯正局は通報を受けて捜査チームを派遣したが、情報漏洩のため捜索が困難を極めた。
最新の捜索では、3つの中国人受刑者区画で大量の電子機器や刃物、ライターなどの禁止物が発見された。
電子レンジなどは「寄付」として刑務所に持ち込まれ、使用許可を得ていた。
また、外国人女性の面会も、血縁確認が難しいことから面会が許可されていたという。

矯正局長は特別委員会を設置し、代理局長を責任者として24日からバンコク特別刑務所内で調査を開始。
関係職員の聴取を行い、禁止物の撤去と管理の徹底を指示した。

なお、バンコク特別刑務所には中国人受刑者用の区画が3つあり、彼らはタイ人受刑者を雇い、簡単な中国語での世話や雑用をさせていた。
また、区画内で役職ごとに住居を分け、リーダー層は同一区画、下位層は別の区画に配置されていたという。

中国人受刑者と言えば、タクシン受刑者も特別待遇されているんですかね。
しらんけど。

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