受刑中のタクシンに不敬罪の動き再び。検察総長が「控訴すべき」との判断を示す!

はたして正義の鉄槌は下されるのでしょうか。

現在受刑中でもあるタクシン・チナワットの刑法112条(不敬罪)に関する控訴問題が、再び熱を帯びてきた。
この事件は、2015年に韓国で行ったインタビュー内容が王室を批判したものとされ、最終判断は検察総長に委ねられていた。

先週末、現検察総長イッティポン氏が 「起訴に該当するため控訴すべき」 と判断し、控訴手続きに進むことが決定されたという。
これは同氏が「112条案件検討委員会」の委員長だった際、 8対2で“控訴しない”と結論づけていた判断と異なる もので、結果的に委員会の意見が覆った形となる。

これについて当時委員長だったイッティポン氏は、“議長の慣例”として実際にはこの投票に参加しておらず、今回の判断は「自身にとって初めての意見表示」であると主張している。

一方、一審での無罪判決では、タクシン氏の発言はクーデター批判であり、王室には向けられていないとして「犯罪が立証されていない」と判断されていた。

今後は検察側が正式に控訴を提出し、裁判は高裁へ進む見通しだ。

もしタクシンが無罪というのであれば、「彼」は誰を刺していった言葉なのだろう。
誰もが、当時のラーマ9世を指したものだと感じたはずだ。
そもそも仮病を使って人々や法律を欺き、出所してきた罪に関して何の罰則もないというのはおかしいのはないか?
今はただ、過去に確定した分の刑に服しているだけではないか。

タクシン、王室侮辱罪で無罪判決。『彼』がラーマ9世を指す言葉かどうか判別不可。

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