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タイ・シラチャで早朝の車中出産。女児は無事救助、でも住民の興味は他にありました…。
- 2025/11/17
- 事故・火災(タイローカル)

11月17日午前6時、タイのシラチャで女性が陣痛を起こし、自家用車の中で出産したとの通報を受け、救助隊が現場に向かった。
現場では、三菱のピックアップトラック(ナンバー:จก-4213)が道路脇に停車しており、母親のラチャタポンさん(34歳)が助手席に座り、生まれたばかりの新生児を抱いていた。
羊水や血がシートや車内の床に滴っており、母親は大量出血で疲労していたが、しっかりと赤ちゃんを抱きしめていたという。
救助隊は病院の救急チームに連絡し、追加の支援を要請した。
確認の結果、新生児は女の子で、肌が紫がかっていたのは車内の冷房による冷えが原因とみられる。
しかし状況確認後、赤ちゃんは無事であることが分かった。
母親は出血が多く衰弱していたため病院に搬送され、母子ともに安全が確認された。

夫であるアヌラットさん(42歳)は、次のように話している。
「妻は陣痛が来た時ちょうど洗濯物を回していました。
洗濯が終わってから病院へ行こうと思っていたのですが、痛みに耐えられなくなり、すぐに車を走らせました。
しばらく走ったところで車の中で出産してしまいました。
慌てて通報し助けを求めました。
妻は妊娠9か月で、本来は11月19日が予定日でした。
この子は女の子で、“イーン”(น้องยีน)と名付けています。
助けてくださった救助隊の皆さんに感謝しています」
しかし住民たちは、赤ちゃんより車のナンバー(宝くじを買うための)に関心があるようだと伝えている。






































