タイ警察官、ガソリンスタンド従業員をいきなり射殺。「以前から口論があった」というが…。

この国では、誰が黒で誰が白か、簡単には見分けられません。
いや、そもそもこの国に、白も黒もいないのかもしれません。

バンコクの隣チャチュンサオ県にある、比較的新しいガソリンスタンドで、従業員のアッタワットさん(30)が、警察官に4発撃たれ死亡するという事件が発生した。
被害者は、左胸・右胸・太ももを撃たれ、現場には薬莢や銃弾の痕跡が残っていた。

目撃した女性従業員は「(被害者は)普段通りスマホを見ていただけで、突然撃たれた。(現場で)トラブルはなかった」と証言。
母親も「息子は良い子で犯人と揉めたこともない。なぜ撃たれたのか」と涙ながらに訴えた。
地区長も「問題のない青年だった」と話している。

事件発生から1時間以内に、犯人である警察官ウォラワット巡査(特別任務警察所属)が逮捕された。

彼は「.38口径のリボルバーで撃った。以前から口論があった」と供述しているが、詳しい動機は不明。
警察は今後、厳正に捜査を進めるとしている。

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