タイNIDA世論調査。中部地域の政治動向、首相候補・政党ともに未定が上位。国民の政治混迷続く。

タイの世論調査機関 NIDA Poll は、タイ中部地域の政治動向に関する調査結果を発表した。
調査は2025年11月10日から13日まで、中部17県(チャイナート、アユタヤ、ロッブリー、サラブリー、シンブリー、アントーン、ノンタブリー、パトゥムターニー、ナコンパトム、サムットプラカーン、カンジャナブリー、ラーチャブリー、スパンブリー、プラチュアップキリカーン、ペッチャブリー、サムットソンクラム、サムットサコーン)の18歳以上の有権者2,000人を対象に実施された。

調査は、ニダポールのマスターサンプル(Master Sample)から多段階無作為抽出法(Multi-stage Sampling)により行い、電話インタビューでデータを収集した。
誤差範囲は0.05以内、信頼水準97%だと言われています。

◆タイ中部地区で支持される首相候補

「中部の有権者が首相に支持したい人物」

①35.65%:まだ適任者がいない
②19.60%:ナッタポン氏(ประชาชน党/国民党)
③12.75%:アヌティン氏(ภูมิใจไทย党/タイ誇り党)
④9.15%:アピシット氏(ประชาธิปัตย์党/民主党)
⑤4.55%:ジュラパン氏(เพื่อไทย党/タイ貢献党)

※⑥位以下は割愛。

◆中部で支持される政党

「中部の有権者が支持したい政党」

①28.95%:まだ適当な政党が見つからない
②28.85%:ประชาชน党(国民党)
③9.70%:ภูมิใจไทย党(タイ誇り党)
④9.60%:ประชาธิปัตย์党(民主党)
⑤8.45%:เพื่อไทย党(タイ貢献党)
⑥5.45%:รวมไทยสร้างชาติ党(統合タイ建国党)
⑦2.60%:เศรษฐกิจ党(経済党)
⑧2.05%:ไทยสร้างไทย党(タイ創造党)
⑨1.55%:ชาติไทยพัฒนา党(タイ国民開発党)
⑩1.00%:พลังประชารัฐ党(タイ国民力党)

⑪その他(1.40%):ไทยก้าวใหม่党、กล้าธรรม党、ประชาชาติ党、ชาติพัฒนา党、ไทยภักดี党、投票しない(Vote No)

無回答・関心なしは0.40%であった。

政党としては「国民党」がいつも上位に来るのですが、最終的に政治無関心層が金や利権になびいてしまう可能性があるので、まだ地滑り的な勝利というわけにはいかないようだ。

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