パタヤ、ジェットスキー業者に保険加入の義務付け。違反者はライセンス永久取消も。それでも…。

パタヤの海事当局は「レンタルジェットスキーの保険未加入ゼロ」方針をうちだした。

すべての登録ジェットスキー業者に対し、包括的な団体保険への加入を義務付け、違反した場合は罰金最大１万バーツ、船舶登録の没収、営業免許の永久取消といった厳罰が科される。

・借主および第三者の死亡、手足の喪失、または永久的障害への補償
・治療費の補償
・ジェットスキー本体の損害補償

現在、パタヤ港湾局には490台のレンタル・ジェットスキーが登録されており、すべてが速やかに団体保険へ加入しなければならないとしている。

違反に対する罰則

・初回違反：罰金最大1万バーツ＋保険加入の義務化
・2回目の違反：罰金＋船舶登録の没収
・3回目の違反：営業停止＋免許の永久取消

今回の措置は、中国人観光客２名（男女）がノック島西側でジェットスキーから転落し、女性が溺死した死亡事故を受けてのもの。
男性は救助されたが、女性は海上で死亡した状態で発見された。

業者には、数週間以内に最新の団体保険証書を港湾局に提出するよう通達されており、抜き打ち検査が直ちに開始されるという。

どんな立派な法律があっても、抜き打ち検査が継続的に行われるかどうかにかかっていますね。
（そもそもこれまで未加入で放置されていたことにも驚きですが）
念のため、パタヤでジェットスキーを借りる際は、保険に入っているかどうか確認されることをお薦めします。