学校に拳銃で暴行事件した人物は「兄」だった! 被害者は議員の親戚で普段から陰湿ないじめ。

ナコンシータマラート県の学校で、14歳の男子生徒の保護者が銃を持って教室に押し入り、別の14歳の男子生徒を銃で殴るなどの暴行事件が発生しました。

被害者の少年は負傷し、恐怖のあまり両手を合わせて命乞いしたといいます。

教室にいた他の生徒たちは驚いてパニックになり、四散した様子が防犯カメラに映し出されていました。

11月11日夜、ナコンシータマラート警察は、加害者のアブドゥルラシット(通称ディスー、24歳)を逮捕し、取り調べを行いました。

彼は犯行に使った銃(エアガン)とともに、同市内の道路でバイクに乗っていたところを逮捕されました。

警察が「覚醒剤を使用しているのではないか」と尋ね、尿検査を行うと言うと、容疑者は「昨夜ヤーバーを2錠使った。検査しなくても陽性だ」と認めたと言います。

動機については「弟がいつも同じクラスの生徒にいじめられていた。弟は喘息を持ち、体が小さく疲れやすい。以前いじめで気を失ったり、心臓が止まったこともあった」と話しました。

さらに「弟の口が腫れ、血が出ていたので理由を聞いたら、またその生徒にいじめられたと言った。頭にきて学校に行き、弟をいじめた相手を殴った。銃は本物ではなく、トカゲを撃つためのエアガンだった。怒りで我を忘れた」と供述しています。

取り調べ中には、容疑者の父親と弟も警察署に来訪し、弟の口が腫れ、唇が割れている様子が確認されました。

一方、被害にあった生徒はスラータニー県出身で、県議会議員の親戚だったとのことです。

学校の教師によると、「午前11時ごろ、2人の生徒が口論となり、被害者の生徒が容疑者の弟を足で引っかけて転倒させ、唇を切るけがを負わせた。

その後、教師が2人を呼び、話し合いをさせたところ、『もう気にしていない』と和解したと話します。

罰として加害生徒の点数を減点することで双方が納得し、問題は解決したと思っていたと言います。

ところが昼休み中に兄が学校に押し入り、相手の生徒を教室内で襲ったのだ」と話しました。

ちょっと話を聞いた感じだと、調子に乗ってる県議会議員の親戚が、陰湿ないじめを繰り返していたため、義憤に駆られた兄が懲らしめた、というところでしょうか。
まあ、兄なら気持ちがわからんでもないけど、ヤーバーは余計でしたね。

教室パニック! 生徒の父親が拳銃で同級生を暴行。銃口を突き付け土下座させる地獄絵図!タイ南部。

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