ソンクラーン時に本物の銃で撃たれ兄弟を失くし…。30年前に聞いた話は今も健在でした。

30年ほど前に知り合ったタイ人から、ソンクラーンでお兄さんがピストルで撃たれ死んでしまったため、いろいろと苦労が絶えないという身の上話をされ、そんな大変なこともあるのだなあと当時感じていましたが、今思えばそれは決して珍しいことではなかったのです。

4月15日午前1時、スパンブリー警察は、銃撃事件が発生し誰かが死亡したという報告を受けました。
事件は、スパンブリー県にあるナイトクラブで発生しました。

死亡したのは、スパンブリーに住むアノンマイルアイさん(33歳)。
彼は、左こめかみに1発、左頬骨に1発、後頭部に1発、撃たれておりその場で死亡していました。

事件後、警察は、同じくスパンブリー県に住むタナクリット容疑者 (35 歳) を逮捕しました。
凶器となった拳銃
9mm口径のCZも押収しています。

タナクリット容疑者の供述によりますと、誰かが彼のガールフレンドのお尻をつかんだと言います。
それが発端となり、店内のティーンエイジャー同氏で喧嘩が勃発しました。

そこで今回の被害者だるアノンさんと喧嘩となり、タナクリット容疑者が店の隣に停めてあった車から銃を取り出し撃ったtと言います。

パブの中には当時、ソンクラーン中のパトロールと称した私服警察がいました。
銃声を聞いたとき、犯人の手から銃を引き抜き、現場を掌握することができました。

容疑者は、公共の場所で許可なく正当な理由なく銃器や弾薬を携帯したことと、殺人の罪で起訴されています。

そもそも銃があること自体が問題なわけで、この国は30年前から一ミリも進歩していないということでもあります。
そして不幸と悪党が生き残る連鎖がこれからも続きます。

 

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