ミス・ユニバースに緊張! メキシコ代表が抗議の退場! ナワット氏との対立、明らかに。

本誌の指摘は、見事に的中していました。
やはり問題を起こしていたのは、あの人物でした。

ミス・ユニバース主催団体(MUO)は11月5日、バンコクで開催中の第74回ミス・ユニバース大会について、「予定通り実施する」と発表しました。

これは、ミス・ユニバース・タイ主催委員会の会長であり、ミス・グランド・インターナショナル(MGI)の代表でもあるナワット氏と、一部の出場者との間で緊張が高まったことを受けた声明でした。

■ 出場者の抗議と「退場」騒動

11月4日に行われた「サッシング・セレモニー(タスキ授与式)」の最中、ミス・ユニバース・メキシコのファティマ・ボッシュ氏をはじめとする複数の出場者が退場する事態が発生しました。

その後、MUOは「開催国およびすべてのパートナーと緊密に連携し、予定された全てのイベントを継続する」との声明を発表し、大会の継続を明言しました。

MUOはまた、CEOのマリオ・ブカロ氏が率いる幹部チームがタイに向かい、主催者や関係当局との調整を強化していると述べています。

■ ナワット氏との口論が発端

同日朝、SNS上で拡散された映像には、ナワット氏とミス・ユニバース・メキシコの間での口論の様子が映っていました。

ボッシュ氏はその後SNSで「ナワット氏に“バカ”と呼ばれた」と主張し、「誰にも私たちを黙らせる権利はない。尊厳を失うなら、その場を離れるべきだ」と投稿しました。

ミス・ユニバース・メキシコの運営側も声明を出し、「いかなる状況でも女性が侮辱されることは許されない」と非難しています。

■ 主催者側の説明

ナワット氏は、夜のライブ配信で、騒動の原因について「採点方法の誤解があった」と説明します。

審査対象は「インタビュー・ナショナルコスチューム・イブニングドレス・水着」の4部門のみと伝えたが、一部出場者がスポンサー関連の活動を拒否したため、4名のMUOスタッフを前日に帰国させたという。

彼によれば、当日の説明中にミス・メキシコが発言を求めた際、聞き取れずに「話を止めて」と伝えたところ、彼女が声を荒げたため、状況悪化を懸念して警備を呼んだという。

■ 緊張の緩和と大会の正常化

11月4日夜までには緊張が和らぎ、出場者全員が予定通りチャオプラヤー川でのディナークルーズに参加。

ナワット氏は「タイの評判を守るため」として「出場者が自由に行動できる方針」に転換し、スポンサー関連の撮影も任意参加としたと述べています。

■ 過去の論争

ナワット氏は以前、MUO職員がバンコクのホテルでオンラインカジノの宣伝撮影を指示したと主張し、タイ警察が一時的に調査に入る騒動もあったが、MUO側は関与を否定しています。

■ 大会概要

第74回ミス・ユニバース大会は11月2日~21日の期間、バンコク・プーケット・パタヤの各地で開催され、タイの文化と観光を世界に発信します。

最終選考(ファイナル)は11月21日、インパクト・ムアントンターニーで行われる予定です。

ミスユニバースに潜む闇。違法カジノ広告疑惑、告発はミスグランドCEO。それでも開催に影響なし?!

このナワット氏、自身が主催するミスグランドでも独裁の限りを尽くしているようで、これまでも気にくわない人物を排除したり、審査結果も非常にバイアスのかかったものが多く感じられました。
それは傍から見ても明らかに不自然さを感じさせるもので、ちょっと間の良い人なら「こいつ香ばしいぞ!」と思ったはずです。
それは内部関係者なら、もっと感じられたことでしょう。
タイがこのミスユニバースを買収し、その後いろいろあって(長いので割愛、詳しくは過去記事を検索)、今の状況になってはいますが、その間の審査結果も「香ばしい」ものが多かったと言わざるを得ません。
そして今回のバンコク開催での出来事。
タイ人の権力者は国内では天皇のように周りを従わせる習慣があり(そのようなことは外国では全く通じないのですが)、意にそぐわないことがあると、どうしても我慢が出来なくなる傾向があります。
この人がいる限り、おそらく騒動はこれからも起こることでしょう。

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