タイの裁判所で無免許の弁護士が繰り返し勝訴する珍事。

タイで資格をもっていない弁護士が、長年にわたり弁護士として活動し、幾度となく勝訴していたということが発覚しました。

カムペーンペット裁判所は、法廷でいくどとなく弁護士活動を続けていた偽の弁護士に対して、警察に訴状を提出しました。
10月5日司法省は、カムペーンペット裁判所で偽りの弁護士によって争われたいくつかの訴訟を再審理する可能性があると述べています。

報道によりますと、この数年にわたり偽の弁護士として活動していた人物は、カムペーンペットに住むポーンテープ・カチェンパック氏であると特定されました。

ポーンテェープは、弁護士のデータベースに名前は登録されていませんでしたが、法廷に入るための弁護士の番号を使用していたと言います。

この偽の弁護士は、何年にもわたって弁護活動をしており、勝訴も得ていたと言います。

法曹協会は調査の結果、ポーンテープは弁護士資格を持っておらず、トレーニングを受けておらず、認定弁護士になるための試験にも合格していないことが判明したと報告しています。
偽の弁護士とされる人物は、法廷侮辱罪で起訴される可能性があると言います。

同省では、タイ法曹協会と協力して、裁判所とのオンラインシステムを構築し、弁護士に関する情報が常に更新され、将来同様の事件が起こらないようにすると述べています。

スポークスマンは、再審を命じるかどうかは、事件の最高裁判事に依存すると説明しています。

資格がなくても弁護できたのなら良いような気がしますが…。
それよりもこんなことがまかり通った法曹界周辺の担当者は、罰せられないのかしら?
システム今から作るって、これまではナニ?

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