タイの専門家が警鐘! ヤードムを鼻に突っ込んでいたら依存症のサインです。健康被害に注意。

タイのお土産としても人気の「ヤードム」。
最近、そのいちブランド「ホンタイ」からカビの繁殖が発見され、その生産工場は未認可だったことで事件化され話題となりました。
ホンタイ社製品は汚染されたものでしたが、汚染されていない「ヤードム」も使用の仕方によっては危険であると警鐘が鳴らされています。

11月1日、タイのSNS上で話題になっているのが、タイ人の必需品ともいえる「ヤードム(吸入式ハーブオイル)」。

タイの多くの人がポケットに入れて持ち歩いているが、購入前には成分や消費期限を確認するだけでなく、自分の使用頻度が“依存”にあたるかどうかも注意すべきだと専門家は警告している。

過度な使用は想像以上に健康を害する可能性があるという。

◆ヤードムの主な効果

・めまいや気分の悪さを軽減する
・心身をリラックスさせ、リフレッシュ効果がある
・液体タイプは、筋肉痛や虫刺されの腫れ・かゆみを和らげる効果もある

◆「ヤードム依存」のサイン

・1日に10回以上吸う、または数分おきに吸ってしまう
・常に手にヤードムを持っている
・鼻に近づけすぎて吸う、または鼻孔に差し込むように使用する
・めまいなどの症状がないのに、習慣的・無意識に吸う

◆過剰使用による悪影響

・呼吸器への刺激:成分中の揮発物質が粘膜を刺激し、鼻の乾燥・副鼻腔炎・肺炎を引き起こす恐れ
・神経系への影響:一部の成分が神経を刺激し、軽度の依存状態を生む可能性
・印象や姿勢の悪化:頻繁に嗅ぐ行為が外見的な印象を損なう
・感染リスク:他人と共有することで鼻腔感染の危険が高まる(特にスティック型製品)

◆やめるための方法

・依存が強い場合は、常に持ち歩かない・手元に置かない
・使用時は鼻に差し込まない・近づけすぎないようにし、正しい使い方を守る
・必要なときだけ使用し、症状がないときは使わない
・呼吸がしづらい人は、ヤードムの代わりに生理食塩水で鼻洗浄を試すのが効果的

とのことです。
インフルエンサーの方が、ふざけてダブルで鼻に「ヤードム」を突っ込む映像をみたことがありますが、子供がマネしますのでやめてもらいたいものです。
ふざけてやることではありません。

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