11月1日から厳格になる?! ディーゼル車の黒煙20%以下に。違反者には使用禁止・車両押収。
- 2025/10/31
- バンコクとその近郊

バンコクの汚染管理局は、ディーゼル車の黒煙基準を従来の30%以下から20%以下に引き下げることを提案しました。
これは9月29日に官報で告示され、11月1日から施行されます。
新基準は特にユーロ5以前の古い車両に厳格に対処し、エンジン燃焼によるPM2.5の排出を減らすことを目的としている。
違反車両は一時使用禁止のステッカーが貼付され、道路走行をした場合、担当職員は一時使用禁止の命令を出す権限を持つ。車両所有者または使用者は、黒煙が基準を超えた車両を改善・修理し、一時使用禁止の解除を15日以内に申請する必要がある。
15日を超えた場合、職員が黒煙を再測定し、以下の対応が取られる。
①基準内の場合:職員は一時使用禁止の命令を解除し、ステッカーを取り外す。
②基準超過の場合:職員は車両の使用を完全に禁止する命令を出す。所有者または使用者は、車両を修理するために移動許可を申請する必要がある。
当局は、古いディーゼル車(ユーロ1~5)でも、黒煙を20%以下に抑える方法があると伝えています。
・エアフィルターの清掃または交換
・燃料フィルターの定期交換
・エンジンオイルとオイルフィルターの定期交換
・燃料ポンプの調整と燃料噴射タイミングの適正化
・燃料噴射ノズルの点検・調整(霧状化・圧力調整)
これらの対策は、発生源からの問題解決に加え、PM2.5の削減にもつながると説明しています。

もう目視だけで明らかな違反車両が、そこら中に走っていますが、これは通報すればよいのでしょうか。
ちなみにヨーロッパでは、「ユーロ7」が採用されており、タイは2ジェネレーション分遅れています。
その遅れている基準でさえ、守られていないということです。
もうポンコツ車両は全部スクラップにしてしまえ!
黒煙を浴びせられ続けるのはもううんざりだ!
路線バスの排ガスチェックを、絶対にやるように!






































