使うとハゲるヘアカラー! バンコク警察、中国人密輸品ビジネスの現場2か所を一斉摘発!

タイ当局は、バンコクで2件の強制捜査を実施し、中国人グループが関与する違法化粧品および密輸たばこを押収しました。
押収総額は、約1,100万バーツにのぼると伝えています。

違法化粧品倉庫を摘発

バンボン区では、無許可の中国製化粧品約7万点(約700万バーツ相当)を押収。
押収品にはヘアカラー剤、生理用品、日焼け止め、スキンクリームなどが含まれ、FDA承認やタイ語表示がないものでした。

同倉庫は2024年1月にも摘発が行われており、その際は脱毛被害を引き起こす違法ヘアカラー剤が見つかっていました。

今回の摘発は、オンライン通販サイト「Shopee」で未登録化粧品を販売していたとの苦情を受けて行われたもの。
FDA事務局長は「無許可製品の販売には最長3か月の禁錮または3万バーツの罰金」だと警告しています。

中国人運営のたばこ密輸組織も摘発

同日、中国人が運営する密輸たばこネットワークが摘発されています。
警察は、中国製たばこ6万5,000箱(約400万バーツ相当)を押収し、中国籍のファン・ウェイシン(34)容疑者を逮捕しました。

ファン容疑者はTelegram上で販売グループを運営し、中国語の広告で「自宅配送」をうたい密売していました。
彼はカンボジアに拠点を置く「Boss」と呼ばれる雇い主の指示で活動していたという。

ファン容疑者は脱税商品所持・販売、関税法違反、労働許可なしでの就労など複数の罪で起訴される見通しです。

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