チェンマイ空港、ロイクラトン(イーペン祭り)期間中の161便に運休・時間変更。離発着は19時まで。

10月31日、チェンマイ空港は、ロイクラトン(イーペン)祭り期間中の対応について発表しました。

同空港では、ランタン(コムローイ)打ち上げによる航空機への影響を避けるため、最終便の離発着時刻を19時までに制限する特別運行に変更すると述べています。

期間中、1日あたり約3万2,000人が利用すると見込まれており、通常より約17%増加する見通しています。
空港では混雑緩和のため、案内スタッフを増員し、セルフチェックイン機(CUSS)、自動手荷物預け機(CUBD/SBD)、顔認証システム(Biometric System)などの利用を促しています。

10月31日時点の集計によると、運休・時間変更を含む161便の調整が行われました。

内訳は以下の通りです。

・運休:65便(国内41便、国際24便)
・時間変更:96便(国内64便、国際32便)

また、祭り後の帰省ラッシュに対応するため、臨時便44便も追加されています。

安全対策として、滑走路および誘導路の点検を1日6回から8回に増やし、飛行区域に流入したランタンの残骸を回収する体制を強化するとしています。

また、チェンマイ空港では地域文化と環境保護の促進を目的に、11月1日~7日の間、国内線・国際線ターミナルを天然素材とランナー(北タイ)伝統工芸で装飾をしています。
11月4日には、蓮の花を使ったクラトン(灯籠)作りの実演や、ヤシの実殻で作られたクラトンの配布も行われます。
これらの活動は、シリキット王太后の「持続可能な暮らしと環境保全」の理念に基づくものだと述べています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る