タイのピックアップトラック市場に中国勢参入! 13年連続1位のトヨタ「フォーチュナー」特別仕様で対抗!

タイの自動車市場では、中国メーカーが電気自動車(EV)分野だけでなく、ピックアップトラックやPPV(SUVタイプのピックアップ派生車)にまで進出を拡大しており、これまで日本メーカーがほぼ独占していた市場に本格的な「シェア争奪戦」が始まっています。

中でも、中国ブランド「Tank」シリーズなどが注目を集め、これまで「日本勢の牙城」と言われたPPV市場に次々と新モデルが投入され、競争が激化しています。

トヨタ、王者の逆襲 ― 新型「Fortuner Leader G Plus」を投入

この状況を受け、タイ市場で長年トップを維持してきたトヨタも黙ってはいません。

新たに、特別仕様モデル「フォーチュナー・リーダー G プラス(Fortuner Leader G Plus)」を発表。

価格を抑えつつ装備を充実させ、より幅広いユーザー層へのアプローチを狙います。

トヨタの戦略

「フォーチュナー」は2004年にタイ市場でデビューし、これまでに累計販売台数46万6,000台を突破。

2012年〜2024年の13年連続で、PPV市場販売1位を記録しています。

新型「Leader G Plus」は、耐久性の高いピックアップをベースにした「どこへでも行ける万能SUV」として、再び市場の主導権を握る狙いです。

今後は、中国ブランド各社がこのトヨタの本気の一手にどう対抗するかが注目されています。

これまでタイの経済の一翼を支えてきたのは日本のトヨタと言っても過言ではありません。
その市場を中国勢になんぞに荒らされては、益々この国の経済は混迷を深めるものになるでしょう。
日本、そしてタイの国のためにも、がんばれ、トヨタ!

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