- Home
- 事件(タイローカル)
- 韓国メディアが暴露! カンボジア犯罪組織内で行われる拷問・虐待・臓器売買の実態!
韓国メディアが暴露! カンボジア犯罪組織内で行われる拷問・虐待・臓器売買の実態!
- 2025/10/15
- 事件(タイローカル)

韓国の聯合ニュース(YNA)は15日、元カンボジア犯罪組織メンバーの証言をもとに、カンボジアおよび国境地帯での誘拐・暴力・臓器取引などの実態を明らかにしました。
報道によりますと、被害者は外国人を含み、毎日のように虐待・拷問・殺人が行われているといいます。
これらの犯罪ネットワークは警察やメディアの追及を避けるため、被害者を別の拠点や他国に移送しているケースもあると言います。
毎日1人が拷問で死亡 “働けない者は臓器を奪われる”
証言者は「犯罪組織内では毎日少なくとも1人が拷問や虐待で死亡している」と語っています。
被害者の中には、国境地帯のポイペトやバベットなどに売り渡される者もおり、労働ができない、または金銭を支払えない場合は臓器を摘出されるケースもあると伝えています。
拷問の手口と人身売買の実態
証言では、拷問には爪をはがす・指を切断するといった残酷な方法が用いられていると言われています。
被害者は、金銭と引き換えに他のキャンプや拠点に「売られる」こともあると言います。
カンボジア国内の詐欺組織は規模も多様で、恋愛詐欺、フィッシング、投資詐欺などのオンライン犯罪を多角的に行っています。
韓国政府関係者は、カンボジアに約400の詐欺組織が存在すると推定しています。
「ポイペト」「バベット」は最も危険な地域
情報提供者によると、首都プノンペンやシアヌークビルとは違い、ポイペトやバベットは最も危険な場所であり、「働けなくなった者の最終送致先」と位置付けられています。
現地在住の韓国人によれば、プノンペンやシアヌークビルで成果を出せなかった者、またはカジノで借金を抱えた者が、しばしばこれらの地域に送られているといわれています。
22歳韓国人学生死亡事件にも関与か
今年8月、カンポット州ボコール山近郊で死亡した22歳の韓国人学生の事件についても、情報筋は「被害者は口座売買目的で現地に行き、最終的に犯罪組織に拘束された可能性がある」と説明しています。
犯罪組織内では暴行と拷問が日常的であり、平均して「1日1人が虐待死している」と伝えられています。
被害者にはベトナム、インドネシア、マレーシア、中国、韓国など複数の国籍が含まれているといいます。
臓器売買の手順:「まず角膜から」
証言によると、働けない者や借金のある者は暴行された後、臓器を摘出されていきます。
手術はまず角膜から始まり、高値で取引されるといいます。
犯罪組織は周辺国へ拡散の動き
YNAの報道によれば、新たに設立された犯罪組織がカンボジア全土で活動開始の準備を進めており、一部の組織はタイ・ラオス・マレーシアへの移転を検討しており、辺境地の拠点では今も活動が続いているとされています。