フィリピン南部でM7.5の地震発生! 現地では津波警報も発令され、住民へ緊急避難を呼びかけ。

10月10日、BBCの報道によりますと、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、フィリピン中部および南部の沿岸地域に住む国民に対し、高地へ避難し、当局が安全宣言を出すまで海岸から離れるよう緊急警報を発しました。

同日、午前10時44分ごろ(日本時間)フィリピン南部沖で発生したマグニチュード7.5の地震を受けて行われたものです。
フィリピン地震火山研究所(Phivolcs)は、当初の発表で地震の規模をM7.6としていましたが、その後M7.5に修正し、震源の深さを約20キロメートルと発表しました。

震源はミンダナオ島のマネイ市沖。
これにより当局は最大3メートル級の津波警報を発令し、フィリピン沿岸部に津波が押し寄せる可能性を警告しました。
また、インドネシアの一部沿岸でも最大1メートルの小規模な津波のリスクが指摘されています。

アメリカの地質調査所(USGS)は、この地震をマグニチュード7.4と発表。
アメリカの津波警報システムも、震源から半径300キロ以内の沿岸地域に危険な波が押し寄せる可能性があると警告しました。

その後の報告では、今回の地震による津波の脅威はすでに去ったと伝えられています。

現地ダバオ市(ミンダナオ島)では、住民たちが屋外の広場に避難する様子や、家具が倒れた建物内部の映像がSNS上に投稿されていました。

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