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カンボジアでタイ人シェフ死亡。病院に治療拒否され野垂れ死に。カンボジア当局の発表にも不審。
- 2025/10/9
- 事件(タイローカル)

カンボジア・ポイペトで死亡したナコンシータマラート出身の24歳のシェフ、メータチャンさんの遺体が、10月8日にタイ・カンボジア友好橋を通じてタイへ返還されました。
メータチャンさんは体調不良を訴えポイペト病院を訪れたが、身分証と所持金がないことを理由に治療を拒否されていました。
その後、路上で死亡しているのが見つかり、カンボジアの対応に非難が集まっています。
家族によると、彼は以前クルーズ船のシェフとして世界を回っていましたが、1年以上連絡が途絶していました。
仕事の誘いでカンボジアに渡った後、暴行や身分証の没収などに遭い、路上生活に至った可能性があるといわれています。
死因はカンボジア当局が「心臓疾患」と発表していますが、家族は疑念を抱いています。
また、以前家族のもとに名義人不正口座に関する令状が届いたこともあり、事件の背景には不明点が多いと伝えられています。
タイ-カンボジア国境を守備する第12連隊は、「国境封鎖や調整の遅れが支援を難しくしている」と述べ、ポイペトで働くタイ人の早期帰国を呼びかけています。