タイ・チャオプラヤー川が氾濫。アユタヤで腰まで浸水。バナナ畑やトウガラシ畑も被害。

9月6日、チャオプラヤーダムが毎秒1,500立方メートルの放水を行った影響で、アユタヤ県のチャオプラヤー川や支流の水位が上昇し、堤防を越えて住宅・農地・道路・寺院・学校などに浸水が発生し、住民の生活に大きな影響が出ています。

バンバン郡バンバン地区では水があふれ、農地や集落が水没。交通にも支障が出始めました。
バナナとトウガラシを栽培する農家では、水位が腰まで達し、数百本のバナナや多くの作物が壊滅的被害を受けています。

アユタヤ県知事をはじめ関係機関が現地を視察し、堤防の補強や市場・経済エリアの防御を確認しました。
今後さらに放水量が毎秒2,000立方メートルに増える可能性があり、水位はさらに30~110センチ上昇すると見込まれています。
県は住民に対し、早急に家財を高所へ移すよう呼びかけています。

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