不動産取引件数が最も多い上位10県発表。バンコク・チョンブリーが上位、観光都市も好調維持。
- 2025/9/4
- 不動産情報

9月3日、政府住宅銀行(GH Bank)専務取締役で住宅不動産情報センター(REIC)所長代理のカモンポップ氏は、2025年第2四半期における全国の不動産所有権移転件数について発表しました。
それによりますと、全国の移転件数は 77,343件(前年同期比▲10.9%)、総額 2,100億5600万バーツ(前年同期比▲13.6%) に減少しています。
所有権移転額が、最も多い上位10県は以下の通りです。
①バンコク:17,467件(▲17.1%)、6,993億6,000万バーツ(▲22.4%)
②チョンブリー:7,219件(▲10.1%)、1,861億5,000万バーツ(▲10.4%)
③サムットプラカーン:5,433件(▲12%)、1,619億2,000万バーツ(▲11.2%)
④ノンタブリ:4,537件(▲12.6%)、1,452億2,000万バーツ(▲11.4%)
⑤パトゥムターニー:5,378件(▲23%)、1,219億2,000万バーツ(▲20.7%)
⑥プーケット:2,908件(+14.1%)、1,039億バーツ(+14.2%)
⑦チェンマイ:3,024件(▲14.6%)、785億1,000万バーツ(▲14.4%)
⑧ラヨーン:2,958件(+4.3%)、635億6,000万バーツ(+4.4%)
⑨ナコンラチャシーマー:1,839件(+1.8%)、425億6,000万バーツ(+13%)
⑩コンケン:1,775件(+5.5%)、351億1,000万バーツ(+2.3%)
これら上位10県は、首都圏(バンコクとその近郊3県)および主要産業・観光・商業都市に集中しており、全国の住宅開発の約80%を占めると専門家は指摘しています。