バンコクBTS「ナナ駅」はじめて物語。バンコク有数の歓楽街に込められた歴史とユーモア。

バンコクのBTSスカイトレインに乗ったことがある人なら、「ナナ駅」のアナウンスが流れた際、車内がざわざわした経験をお持ちではありませんか?

なぜ「ナナ」という名前がそんな反応を引き起こすのか。
その背景には文化の違いと、ちょっとしたユーモアがあるのだそうです。

ナナの始まり

ナナ駅は、タイ・インド系の大物実業家 レック・ナナ氏 にちなんで名付けられました。
彼の尽力によって周辺エリアは発展し、今ではバンコク有数の歓楽街・国際色豊かな観光スポットとして知られています。

 

一方で、外国人にとってはちょっとした笑いのネタにもなります。

英語圏では「nana」は「おばあちゃん」の愛称。
アナウンスを聞いた観光客が「次はおばあちゃんの家?」と冗談を言うこともあります。

スペイン語圏でも同じく「おばあちゃん」の意味。
こちらも思わずニヤリとする人が少なくありません。

中国語(北京語)では「哪哪(nǎ nǎ)」と音が似ていて「どこ?どこ?」という意味に聞こえます。
観光客によっては「次の駅はどこ?」と茶化して楽しむこともあるのだそうです。

次回BTSに乗って「Next station: Nana」と聞いたら、周りの乗客の笑顔に気づくかもしれません。

日本語でも「NaNa」と聞くと、女性の名前を想像してしまいますね。
他意はありませんが。

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