2025年9月~12月分の電気料金、さらに引き下げの見通し。1ユニットあたり3.95バーツへ

7月30日午前10時15分、政府庁舎にて、ピーラパン副首相兼エネルギー大臣は、2025年9月~12月の電気料金に関する見通しを発表しました。

閣議では、2025年5月~8月および9月~12月の電気料金の目標を「1ユニットあたり最大3.99バーツ」とする方針がすでに決定されており、5月~8月の実際の料金は3.98バーツに設定されました。

同氏は、タイ発電公社(EGAT)と協議を行い、年末最後の期間(9月~12月)について、さらなる値下げの可能性を探ったと説明。
天然ガス価格の下落傾向と、EGATが確保している一部資金を活用することで、電力料金の追加的な負担軽減が可能になるとしています。

その結果、EGATは電気料金をさらに引き下げ、1ユニットあたり約3.95バーツまで下げることができるとの結論に至ったと説明しています。
この料金は今後、EGATからエネルギー規制委員会(ERC)に通知され、正式な料金として定められる予定です。

ピーラパン氏はまた、太陽光発電の利用促進法案が承認されたことにも触れ、ガス価格の下落やEGATの積立金活用を背景に、電気料金のさらなる引き下げの可能性を示唆しています。

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