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タイ=カンボ国境紛争。豪雨で一時停戦も、ロケット弾28発がタイ側に着弾。住民9万7千人が避難。
- 2025/7/27
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7月26日、タイ陸軍第2軍司令部は、タイ・カンボジア国境付近の戦闘状況に関する状況(16時時点)を発表しました。
同司令部によると、同日、現地で激しい降雨があり、両軍は一時的に交戦を停止しましたが、依然として配備された兵力は各自の陣地に留まり、緊張状態は続いているとのことです。
12時時点から大きな変化は見られていません。
避難の状況:
住民の避難は継続的に行われており、タイ東北部4県に設けられた避難所への避難が進んでいます。
・ブリーラム県:1カ所に8,363人
・スリン県:65カ所に39,350人
・シーサケート県:82カ所に35,009人
・ウボンラーチャタニー県:76カ所に14,709人
これまでに計 97,431人(前日比 +9,393人)が、危険地域から避難済みです。
影響のあった地域と被害
ブリーラム県内で被害が確認されたのは、以下の地域です。
・ラハーンサイ郡 コークワーン村 ノーンタノン
・バーングルワット郡 チャントップペット村 サーイトー10およびサーイトー8
これらの地域には、カンボジア側から発射されたと見られるBM-21ロケット弾28発が着弾していますが、民間人の死傷者は報告されていません。