5月1日の入国規制緩和に向け、タイ民間航空局が各航空会社に指示書を送付。その内容とは?

タイ民間航空局(CAAT)は、4月22日金曜日に政府が発表した入国規制の緩和措置について、5月1日から世界中の航空会社に対応を通知するNOTAM(Notice to Air Missions。航空ミッションへの通知)を発行しました。
相互理解を深め、航空会社が新たな措置を正しく遵守できるようにするためにNOTAMを発信しています。

具体的な内容は以下の通りです。

規定のワクチンを接種した乗客は、追加のCovid-19検査なしで入国できます。
ただし、疑わしい症状がある場合は、ATK(迅速Covid-19抗原)検査を実施することをお勧めします。

ワクチン接種を受けていない、または規定のワクチンを接種していない乗客は、出発前72時間以内にRT-PCR検査を受けることで、完全にワクチン接種された乗客と同様に、追加のCovid-19検査なしで入国が可能となります。
これらの乗客がRT-PCR検査結果を持っていない場合、検疫官の指示に従って検疫され、検疫の4日目または5日目にRT-PCR検査を実施する必要があります。

すべての乗客は、タイでの滞在中、Covid-19に対する健康保険の補償範囲、またはCovid-19の治療に対する完全な補償範囲の保証書を持っている必要があります。
乗客は感染していることが判明した場合、この保険を使用してCovid-19治療を受けることができます。

乗客は、旅行前に「タイランドパス」システムに登録する際に、予防接種またはRT-PCRテストの結果とCovid-19健康保険の証明を提出する必要があります。
書類が確認されると、
乗客は航空会社に提示するQRコードを受け取ります。
QRコードがない場合、航空会社は乗客の搭乗を拒否する場合があります。

航空会社は、乗客が「タイランドパス」システムのQRコードを持っていることを確認してから、航空機に乗車する必要があります。
乗客がQRコードなしでタイに到着したことが判明した場合、
航空会社は、乗客を出身国に送り返す責任があります。

空港および関連機関は、施設に出入りする前に、マスクの着用、体温のチェックなど政府の措置を遵守する必要があります。

 

注:4月28日時点でこの法はまだ施行となっておらず、公式となるには署名入りの王国官報の発布が必要があり、4月末近くに発令される可能性が高いと言われています。(変更の可能性もあります)

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