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タイ観光スポーツ省、国境地帯の情勢悪化を受けて渡航回避を呼びかけ。現地宿泊予約が激減!
- 2025/7/25
- タイローカルニュース

タイとカンボジアの国境付近で軍事衝突が激化しており、タイの観光業に大きな影響を与えています。
この影響で、戦闘地域に近い県では宿泊予約のキャンセルが相次いでいます。
観光スポーツ省は24日、観光客に対してこれら不安定な地域への訪問を控えるよう呼びかけ、各地の観光事務所には正確かつリアルタイムの情報提供を行うよう指示しました。
特に影響が大きいのはサケーオ県のアランヤプラテート郡、ター・プラヤー郡、クロンハート郡など国境付近の地区で、観光客の減少と予約キャンセルが目立っているといいます。
一方で、サケーオ県のその他の地域では観光イベントやスポーツ行事は予定通り開催されており、情勢の影響は出ていないと言います。
ただし、前線地域では観光客の姿はほぼ見られなくなっています。
また、スリン県ではファノム・ドーンラック郡のプラーサート・タームアントム遺跡周辺で激しい戦闘が発生し、緊迫した状況となっています。
スリン県当局は緊急指令センターを設置し、空襲避難計画を発動。
同県知事は、ファノム・ドーンラック郡および周辺住民に対し、すぐに近くのシェルターへ避難し、仮設避難場所への移動に備えるよう指示しています。
プラーサート・タームアントム遺跡およびプラーサート・タークワイ遺跡は現在、一般公開を中止しており、観光客の立ち入りは一切ありません。
サケーオ県では国境付近の地区で観光客が確認されておらず、緊急対応体制が全面的に稼働しています。情勢の進展に応じて、今後もさらなる警報や情報提供が行われる予定です。