タイネット界隈どや顔!フンセンの写真トリックを見破ったどー!と大騒ぎも、本誌では別の見解を。
- 2025/7/25
- 仰天ニュース

7月24日、タイとカンボジアの国境紛争の起きたこの日、カンボジアの上院議長フン・セン氏が国外へ脱出したという情報がニュース界隈を飛び交いました。
しかし当の本人は「自分はどこにも逃げていない。今、戦況を指揮している」とFacebookに投稿しました。
しかしその直後、SNS上では「本当に国内にいるのか?」という疑念が噴出しています。
時刻の不一致が発端
投稿後、タイのネットユーザーがフン・センのスマートフォン画面の時刻を確認すると、2台の携帯電話に表示された時刻は「午前4時49分」。
しかし、背後にある卓上時計は「12:00」、もう一つの時計は「11:15」を示しており、それぞれ異なる時間が表示されていました。
一方、Facebook投稿は当日14時29分に行われており、スマホの時刻と投稿時間に数時間のズレがあることが判明しています。
この違和感から「実はフン・セン氏はすでに国外に出たのではないか」との憶測が広がったのです。
韓国行きのフライト情報が疑念に拍車
さらなる火種となったのは、同日15時23分にフン・セン氏が搭乗したとされる韓国行きの航空機が確認されたという情報。これが本当であれば「フン・センはすでにカンボジアを離れた」可能性が高く、国内からの指揮という本人の主張に矛盾が生じるとタイメディアは報じています。
時間に関しては、後ろの時計が2つとも時間がことなるということは、もともと時刻があっていない置物の時計(バッテリーが切れて止まっている?)ものと思われます。
となるとスマホとの整合性が取れないからと言って、カンボジアにいないとはなりません。
それよりももっと決定的なことを発見しました。
本誌に掲載した2枚の写真。
フン・センがしている腕時計が、明らかに異なります。
一つは完全にブラックの時計、もう一つはステンレスカラーの時計をしています。
シャツは同じものでも、腕時計が異なっているのです。
すなわち、この2枚の写真は異なる日に撮影されたものである可能性が高いのです。
(わざわざ腕時計を付け替えて写真撮影する人は、まずいない)
それでもフン・センがカンボジアを脱出ということと、イコールではないと思われます。
時刻の件もそうですが、写真の整合性が合わない(別日に撮影)からといって、即国外脱出したという結論にはならないのです。