=TasteAtlas=「ベスト焼きソーセージ」、23位にタイ東北地方の名物 サイクローク イサーン

世界の料理を紹介するウェブサイトTasteAtlasが、「ベスト焼きソーセージ」(best cooked sausages)ランキングを発表しました。

今回のランキングでは、23位にタイイサーン地方(東北地方)の名物「サイクロークイサーン」がランクインしています。
(49位に「サイウア」も)

同サイトでは、「サイクロークイサーン」を次のように解説しています。

サイクローク・イーサーン は、タイ東北部・イーサーン地方発祥の発酵ソーセージです。
豚ひき肉と脂身をベースに、ニンニク、もち米、塩、コショウを混ぜ合わせ、天然の腸詰めにして作られます。
このソーセージは、数時間から時には2〜3日間、強い日差しの下で乾燥・発酵させることで、特有の酸味が生まれます。

塩気とほのかな酸味を持つ風味豊かなこのソーセージは、通常、グリルまたは揚げて調理され、生の唐辛子、薄切りの生姜、ニンニク、そして新鮮な野菜と一緒に提供されます。
タイの人々は朝食として食べたり、屋台で串に刺して焼かれたものをスナック感覚で買って、手軽にその場で食べることもあります。

49位:サイウア

サイウアは、タイ北部を代表する香り豊かで風味の強いソーセージであり、豚ひき肉にレッドカレーペーストやさまざまなハーブ・スパイスを加えて作られます。

肉のミックスには、豚ひき肉、青ねぎ、コブミカンの葉、パクチーの茎などが細かく刻まれて加えられ、ペーストとよく混ぜ合わされます。

このカレーペーストには、ガランガル(タイしょうが)、コブミカンの皮、レモングラス、にんにく、発酵エビペースト、唐辛子、赤小玉ねぎ、ナンプラーなどが使われ、サイウア特有の深みある香りと味を生み出しています。

伝統的には、この肉ペーストを腸詰めにして渦巻き状に成形し、炭火でグリルします。

■ 現代のバリエーションと食べ方

最近では、腸詰めせずにミートパティやミートボール、皮なしソーセージとして調理されることも増えています。調理方法もグリル以外に、オーブン焼きや揚げ物などがあり、さまざまな形で楽しめます。

サイウアは塩味とほどよい辛さが特徴で、野菜の盛り合わせ、もち米(カオニャオ)、ナムプリックヌム(青唐辛子ディップ)とともに提供されることが多く、軽食、おつまみ、または主菜の付け合わせとして人気です。

特にチェンマイをはじめとするタイ北部の各県では、屋台や市場などで気軽に買える定番料理として広く親しまれています。

タイに来たら、是非お試し下さい。

 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る