シラチャで中国人など不法就労外国人55人を摘発。雇用主3人も違法雇用で送致。

7月19日、タイ労働省雇用局のソムチャイ局長は、以下のように発表しました。

タイ国内で外国人労働者の不法就労が続いている現状を受け、正当な雇用を広めるために、同局では全国的に監視を強化しています。

これは、タイ人の雇用機会保護と、政府の外国人労働政策の一環でもあります。

摘発内容

今回、関係機関(移民局、人身売買取締警察、国内治安本部)との合同捜査により、下記の場所で摘発を行いました。

場所:チョンブリー県シラチャ・カオカンソーン地区の工場建設現場
対象:箱詰めパッケージ工場の建設現場

結果

・不法労働者計55人を拘束

 - 中国人:27人

 - ミャンマー人:23人

 - カンボジア人:5人

 ※いずれも労働許可証未取得・滞在許可なし

・違法雇用を行った雇用主3名も合わせて検挙されています。

違法就労と雇用主への罰則

◾ 不法労働者の場合

・罰金:5,000〜50,000バーツ
・国外強制退去
・2年間は再就労許可の申請不可

◾ 雇用主の場合

・1人あたり10,000〜100,000バーツの罰金

・再犯時は

 - 50,000〜200,000バーツの罰金または1年以下の禁錮

 - 3年間外国人雇用禁止

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