バンコク都、通報画像を「加工」した都職員に懲戒処分(予定)。通報アプリへの信頼揺らぐ。

取り締まる側がこんな感じなので、この国では犯罪が横行するのです。
間違いありません!

7月18日、バンコク都は、住民からの通報を処理するデジタルプラットフォーム「Traffy Fondue」において、市職員が違反車両の画像を加工して問題が解決済みと偽って報告していた件に対し、関係職員を規律違反として処分し、画像偽造防止策を強化すると発表しました。

■ 背景:SNSでの暴露から広がった批判

この問題は、ある通報者が報告した歩道上のバイク駐車に関する画像が、都庁職員によって加工されていたことを指摘した投稿から始まりました。
通報画像からバイク・ゴミ・人物が不自然に削除されており、他の構造物は一致していたことから、虚偽報告の可能性が浮上してきました。

投稿には「これは市民を欺く行為では?」という批判が寄せられ、多くの市民から不信と怒りの声が上がりました。

■ バンコク都の対応:職員は画像加工を認め処分へ

この件について、バーンプラット区事務所は事実関係を認め、該当職員を呼び出して事情聴取を実施しました。
職員は不適切な対応を認め、同区は法的手続きに基づいて懲戒処分を行うと説明しました。
問題の通報は7月16日に受理され、当初は偽の画像で「解決済み」と報告されましたが、翌17日に再調査が実施され、法的手続きが改めて進められました。

また、バイクの所有者には15日以内に出頭するよう正式に通知されており、無視した場合は罰金最大5,000バーツの対象となります。

■ 都庁、全区に「画像加工禁止令」

バンコク都の報道官は、今回の問題を重く受け止め、すべての区に対して「虚偽画像の使用を厳禁」とする通達を発出する準備を進めていると述べました。

さらに、都は科学技術開発庁(NSTDA)と連携し、「Traffy Fondue」プラットフォームにAI画像チェック機能(偽画像検出)を導入する予定だと話しています。
今後は職員・市民の両方の投稿画像に対し、自動で真偽判定と遮断が可能になる予定です。

罰金が最大で5000バーツ、安すぎだろ!
どうせ、追っかけないのだろうし。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る