タイ気象局、熱帯低気圧「ウィパー」が台風に発達。タイ61県で大雨・洪水・土砂災害に注意!

7月18日、タイ気象庁は「熱帯低気圧ウィパーが台風に発達した」と発表し、7月19日〜24日にかけて全国61県(バンコクを含む)で大雨・突発的洪水・山岳地帯での鉄砲水に注意するよう呼びかけました。

この気象警報(第3号/183/2568号)によると、北部・東北部・中部・東部・南部の広範囲で強い雨や豪雨が予想され、特に以下の地域で影響が大きいとされています。

影響が予想される地域

7月19日

・東北部:ノンカイ、ブンカーン、サコンナコン、ナコンパノムなど
・中部:カンチャナブリー、ラチャブリー
・東部:ナコンナーヨック、プラチンブリー、チャンタブリー、トラート
・南部:ラノーン、パンガー、プーケット、クラビー、トラン

7月20日〜21日

  • 北部:チェンライ、ナーン、ラムパーン、プレー、スコータイなど

  • 東北部:ルーイ、ウドンタニー、マハーサラカーム、ウボンラチャターニーなど

  • 中部・首都圏:アユタヤ、ナコンパトム、バンコクなど

  • 東部・南部も同様に警戒が必要

7月22日〜24日

  • 上記に加え、チェンマイ、ラムプーン、ピチット、カムペーンペット、ナコンラチャシーマーなども含む広域が対象

海上の状況について

アンダマン海およびタイ湾北部では、波の高さが2~3メートル、雷雨時には3メートルを超える可能性があります。
漁業・海上交通に関わる方々は注意が必要です。小型船舶は該当地域での出港を控えるよう強く推奨されています。

台風「ウィパー」について

フィリピン東部にあった熱帯低気圧が**台風「ウィパー(Vipa)」に発達し、7月19日~22日頃にフィリピン北部を通過し南シナ海へ抜ける見込みです。
これにより、タイ上空に吹く南西モンスーンの勢力がさらに強まると予想されています。

気象庁の呼びかけ

住民に対して、山間部や河川沿いの住居では避難準備を進めるよう呼びかけ
最新情報は気象庁公式サイト(http://www.tmd.go.th)やホットライン(0-2399-4012-13、1182)にて24時間提供

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