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タイ気象局が警報発表:19日から全国で大雨・洪水に警戒。特に注意すべき16県がこちら。
- 2025/7/17
- タイローカルニュース

7月17日、タイ気象局は「タイ国内の激しい雨・非常に激しい雨とアンダマン海およびタイ湾北部の強風波浪に関するお知らせ(第1号 181/2568)」を発表しました。
この発表によりますと、2025年7月19日〜24日の期間中、タイ全土で雨量が増加し、所によって非常に激しい雨が予想されています。
特に影響が大きいとされる県は以下の通りです。
【北部・東北部】チェンライ、パヤオ、ナーン、プレー、ウッタラディット、ターク、ノンカイ、ブンカーン、サコンナコーン、ナコーンパノム
【中部・西部】ウタイターニー、カンチャナブリー
【東部】チャンタブリー、トラート
【南部】ラノーン、パンガー
この雨の原因は、北部タイ・ラオス・ベトナム上空を通るモンスーンの通り道と、アンダマン海およびタイ全体を覆う南西モンスーンの勢力強化によるものだと言われています。
■ 警戒すべき現象
・激しい雨による鉄砲水・洪水・山岳地帯での地滑り
・低地や河川沿いでの一時的な冠水
・落雷や強風を伴う雷雨
・再度の浸水が予想される地域での交通トラブル
特に山麓や河川付近、低地にお住まいの方は十分な注意と早めの避難をお願いします。
■ 海上の注意報
・アンダマン海・タイ湾北部:波高 2〜3メートル(雷雨時は3メートル以上)
・タイ湾南部:波高 1〜2メートル(沖合は2メートル、雷雨時は2メートル以上)
このため、小型船は出航を控えるよう強く呼びかけられています。
■ 台風の動向
フィリピン東方海上にある熱帯低気圧が台風(熱帯暴風雨)に発達する見込みです。
2025年7月19日〜22日にかけてフィリピン北部を横断し、南シナ海に達する見通しで、これにより南西モンスーンの勢力がさらに強まると予測されています。
■ 国民への呼びかけ
・生活・旅行・農業活動等の計画を慎重に立てる
・常に最新情報を確認し、公式な発表に注意を払う