国民不在の政治混乱続く。ペトンタン首相、フンセン会談流出問題で弁明期限の延長を申請。

結局、優先するのは国民ではなく、ご自身のお立場のようです。

7月15日、首相秘書官は記者会見で、ペトンタン首相が、カンボジア上院議長フン・セン氏との音声記録流出問題に関する答弁提出期限の15日間延長を憲法裁判所に正式に申請したと発表しました。

この件は、複数の上院議員が「音声記録の内容が職務に反する可能性がある」として憲法裁に提訴したもので、同首相の資格停止の是非を判断するよう求めたものです。

現時点の経緯

7月1日:憲法裁判所はペトンタン首相に対し、職務の一時停止を命じ、7月16日までに弁明書を提出するよう通告しました。

しかし首相側は、提出期限の延長(7月31日まで)を求める申請を提出しました。

裁判所が延長を認めた場合:

・首相の弁明期限:7月31日
・原告(上院議員)の反論提出期限:8月16日

裁判所は最終意見提出後、15日間の審査期間を経て、9月中に判決を下す予定。

この延長申請の可否については、7月17日に予定されている裁判官会議で審議される予定です。

すでに音声内容については首相が認め「謝罪」まで行っているのに関わらず、弁明を延期させることは、ただただ保身のための時間稼ぎ。
タイ貢献党が引き起こした経済不況をそのままに、国民不在の政治混乱を闇雲に引き延ばしています。

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