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- あなたは誰かと繋がっていますか? WHO「孤独」を世界的健康危機と警告!年間87万人が死亡。
あなたは誰かと繋がっていますか? WHO「孤独」を世界的健康危機と警告!年間87万人が死亡。
- 2025/7/11
- 疾病(Covid-19等)

世界保健機関(WHO)は、新たな研究結果として「孤独」を世界的な健康リスクとして公式に警告しました。
この報告書では、孤独が多くの人々の死因となっており、想像以上に広範囲に影響を及ぼしていることが強調されています。
◆主な調査結果
・孤独が原因とされる死者数
1時間あたり約100人
年間87万1,000人以上が死亡
・現在孤独を感じている人の割合
世界人口の6人に1人(約16.7%)
・年齢・地域別の影響
若者(13~29歳)の17~21%が孤独を感じており、特に10代後半で最も多い傾向。
低所得国の24%が孤独を経験しており、高所得国(約11%)の2倍にのぼります。
◆定義と影響
・社会的つながり(social connection):人々が互いに関わり、交流する方法のこと。
・孤独(loneliness):望むつながりと実際のつながりのギャップによる心理的苦痛。
・社会的孤立(social isolation):意味ある人間関係の欠如そのもの。
孤独は年齢を問わず発生しますが、特に若者や低~中所得国の人々がより影響を受けやすいとされています。
一方で、強い社会的つながりは健康状態の向上や長寿と明確な相関関係があるとしています。
孤独対策は健康対策。
社会全体で「つながり」を再構築する必要があると、WHOは呼びかけています。
定年退職を迎え、リタイヤ生活をタイでお過ごしの方も多いかと思います。
お金も十分に用意して悠々自適の生活を夢見てタイに移住してきた人たちも、「孤独」という悩みを抱えている人は多いようです。