やっぱりタイは危険な国?「タイで雑誌の表紙撮影をする」と誘われた中国人、ミャンマーへと拉致。

まだまだこの手に事件は、なくなっていないようです。

7月4日、中国メディアは以下のような事件を報じました。

中国・広州に住むチョンさん(女性)は、兄が「タイで雑誌の表紙撮影をする」と誘われ、ミャンマーに連れ去られたと、「北京ニュース」で訴え出ました。
過去に一緒に仕事をしたことのある「上司」からの紹介だったといいます。

事件の経緯

・6月8日: チョンさんの兄は、広州からタイ・ドンムアン空港へ出発
その後、連絡が取れなくなる

・6月13日: 兄からビデオ通話があり「ミャンマーに騙されて連れてこられた」

 → どこの地域かは不明

・チョンさんは、バンコクと広州の警察へ通報・捜査依頼

7月4日時点での状況

・タイの中国大使館(バンコク)が「行方不明となっていた中国人男性は無事保護された」と発表
・大使館はあわせて、「高収入の海外求人」による人身売買の危険性についても中国国民に向けて警鐘を鳴らしています

中国大使館は、声明の中で以下の懸念を表明しています。

「海外在住の中国人を標的とする偽求人・詐欺・人身売買の被害が拡大している」
「高収入の海外仕事には十分注意すべき」

この事件は、タイやミャンマーを経由した「偽求人詐欺」による若者やモデル、芸能志望者を狙った拉致・労働搾取の実態がまだまだ撲滅されていないことが分かります。
そして、タイが犯罪グループのハブとなっていることも忘れてはいけません。
タイ政府がいくらインフルエンサーを使って「タイは安全」と声高に叫ばしても、これではむしろ詐欺でしかありません。

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