速報:タイの憲法裁判所、ぺトンタン首相の職務停止を命令!

7月1日午前9時30分、タイの憲法裁判所は定例の会議を開き、36人の上院議員からの申立てに対し審議を開始しました。
問題となっているのは、ぺトンタン・チナワット首相がカンボジアのフン・セン元首相との会話クリップで国家の主権を損ねたとされる件です。

申立ての主旨

上院議長モンコン氏は、憲法第170条第1項(4)および第160条(4)(5)に基づき、以下のように申し立てました。

・ぺトンタン首相の首相資格は、憲法違反により剥奪すべきである
・理由は、フン・セン元首相との会話内容がタイ第2軍管区の司令官を批判し、反逆的で売国的な態度と受け取れるからである
・この行為は国家主権・軍・国民に対する重大な影響を及ぼすとみなされる

さらに、憲法第82条第2項に基づき、ぺトンタン首相に職務停止を命じるよう要求しました。

裁判所の決定

・憲法裁判所は全会一致(9対0)で申立てを受理
・職務停止に関しては賛成7、反対2で可決
・ぺトンタン首相は、判決が下るまで首相職を一時停止

今後の流れ

今後、憲法裁判所が正式な判断を下すまでは、ぺトンタン首相は公務を遂行できません。
この件は、タイの政局に大きな影響を与えるとみられています。

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