【タイ】泥酔した客がタクシーで眠ったまま。女性のバッグから鍵を探して部屋まで送った運転手、アリ?ナシ?

う~ん、これはどうなんでしょう。

6月25日、タイのタクシー運転手がFacebookに投稿した内容が、ネット上で大きな話題となっています。

内容は、ある若い女性乗客が深夜に泥酔しタクシー内で眠り込んでしまい、何をしても起きなかったため、運転手が2時間も車内で見守った末、女性の荷物から部屋の鍵を見つけ、安全に自宅まで送り届けたというのです。

深夜1時の出来事、泥酔女性を乗せた運転手の判断

運転手は深夜1時頃、泥酔したふらふらの若い女性を乗せ、「パトゥムターニー県のクロンルアン地区にある公営住宅まで送ってほしい」と頼まれたと言います。
目的地に着く頃には、女性は後部座席で完全に眠ってしまっており、何度起こしても目を覚まさなかったそうです。

やむなく彼はそのまま2時間車内で見守ることにしましたが、「このままでは朝まで仕事ができない」と判断し、女性のバッグを確認したところ、部屋の鍵と部屋番号が見つかりました。
しかしどの建物のどの部屋かまでは分からず、運転手は複数の建物を回って該当する部屋を探しだしました。

3~4棟の建物を確認した結果、鍵に書かれていた部屋番号と一致する部屋を発見します。
鍵を差し込むと開いたため、部屋が間違いないことを確認し、車に戻って女性を抱きかかえて部屋に運び入れました。
その様子は、運転手自身の動画でも記録されています。

「酔った“お姫様”をまた乗せたよ。本当に正直であること、悪いことをしないことがどれだけ難しいかを知ってほしい。私は客を見捨てることもできたけど、それでは何か起こった時に後悔する。無事に送り届けられて本当に良かった。タクシーに乗るのは安全だって、少しでも思ってもらえたら嬉しい。」

動画の中では、女性が最後に運転手にお辞儀(合掌)して感謝を伝え、運転手は「鍵をかけておいてね」と声をかけています。

ネット上の反応:称賛と警告の声

この投稿は多くのネットユーザーから「誠実で素晴らしい行動だ」「こんなタクシー運転手がいて嬉しい」と称賛されました。

一方で、「良い行動でも手順を間違えると誤解を招く恐れがある」との指摘もあり、「女性に触れる場合は警察に同行を求めるか、第三者の証人をつけるべき」という冷静なアドバイスも投稿されています。

一歩間違えれば、セクハラですからね。
誰かに応援を頼めば証人にもなるし、単独で行ったのは少し軽率だったかもしれません。
あなたなら、どうしますか?

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