タイ北部で違法営業のカラオケ店を摘発。14歳を含む未成年に大人の接待、売春をさせピンハネ。

6月26日深夜、内務省特別捜査チームは、タイ北部パヤオ県プーサン郡にあるカラオケ店に対して強制捜査を実施しました。

市民からの通報を受け、18歳未満の子どもが客の接待に使われ、抱擁・キス・体に触れる、はたまた売春をさせていたことが明らかになりました。
今回の摘発により、タイ社会に依然として存在する人身売買と未成年売春とい卑劣な実態が存在することが浮き彫りとなっています。

この摘発は、カラオケ店の行為について地元住民から苦情が寄せられたことがきっかけで行われたと伝えられています。
このカラオケ店は、騒々しく迷惑なだけでなく、夜明けまで営業していたと言います。

さらに衝撃的だったのは、子供たちがアルバイトとして連れてこられているという事実です。
これは明らかに児童への性的搾取にあたります。

少女たちは客の性奴隷として連れてこられ、抱きしめられ、キスされ、愛撫され、そして売春をさせられることで、店主たちは利益の一部を受け取っていました。

初期調査の結果、このカラオケ店は営業許可を持たない違法営業の店であることが判明しました。
店内では6名の女性従業員が接客をしており、そのうちの1人はわずか14歳の少女だったと言います。

捜査の結果、このカラオケ店の経営者は夫婦であり、売春行為に関与し利益を得ていたことが明らかになりました。
さらに、夫は過去に麻薬および銃器関連の事件で逮捕された前歴があることも判明しました。

これを受けて、内務省特別捜査チームは店主に対し、以下の容疑で告発しました。

・無許可営業の風俗店を運営した罪
・子どもに不適切な行為をさせることを助長・容認した罪
・人身売買(児童の性的搾取を目的とした売春行為) の共犯罪

加えて、内務省はこのカラオケ店の営業を5年間停止するよう、パヤオ県知事に正式に提案すると発表しています。

このような事件が定期的に上がってくるということは、何の効果も上がっていないということですね。

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